第660号
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岩上安身のIWJ特報!
1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み
「米国の利益のための戦争をする国作り」に直結した!
岩上安身による神戸学院大学法学部・上脇博之教授インタビュー
(その3)
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(その2)のつづき
岩上安身が、2024年4月18日に上脇博之・神戸学院大学法学部教授に行なった、
インタビューの続きである。
・神戸学院大学法学部上脇博之教授(2024年4月18日)
https://bit.ly/47Je4W8
上脇教授は、問題のパーティー「岸田文雄内閣総理大臣就任を祝う会」が、政
治資金規正法違反の「闇の政治資金パーティー」である上に、その収益中の約43
8.5万円は使途不明の「裏金」だと指摘。その捜査をも求めて、岸田総理とその後
援会代表者らを2024年2月に刑事告発した。
上脇教授の告発に呼応して、地元の市民団体も、同年4月に同趣旨の告発を行っ
た。ところが広島地検は、両者の告発のいずれも不起訴処分とした。しかし、教
授と団体は各々、不起訴処分は不当だとして、広島検察審査会に審査申立書を、
2024年の8月と9月に提出している(注記※1、2参照)。
一方、インタビューでは、こうした「政治とカネ」等の問題の根本原因を探る
ため、4月に開催されたシンポジウムでの上脇教授による「1994年の『政治改革』
は『改悪』であった」という主張に焦点を当てた。
上脇教授は、当時の「政治改革」が、現在の「4割の得票で8割近い議席が取れ
る」衆議院小選挙区選挙をはじめ、参議院選挙区選挙、政党助成金、企業献金、
使途不明金(裏金)等の「民意を歪曲する制度」につながったとして、「それは
議会制民主主義の名には値しない」と指摘する。
それらが政権・与党の暴走を許し、「アメリカの言いなり、経済界の言いなり」
になって、福祉国家政策の否定や、新自由主義の強行、戦争できる国づくりを進
めさせてきたと、厳しく批判するのである。
(記事目次)
◆政治資金パーティーは政治活動費をつくるために開催。支持者はそれを承知で
参加し、事前告知や収支報告は必須! それがなければ「闇の集金パーティー」に!
◆民意を歪曲する小選挙区制の下、裏金、企業献金、政党交付金で腐敗した権力
は簡単に暴走する! そして、今を「新しい戦前」にしてしまった!
◆富国強兵の明治時代と違い、日本国民は誰も戦争したいと思っていない。それ
なのに自民党によって「アメリカのために戦争させられる国づくり」が進む!
◆「企業献金も政治資金パーティーも廃止すべき!」と上脇教授。それを続けて
きたから裏金がつくられ、自民党は権力の座に居座り続けることができた!