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ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2024年9月15日(日)号

ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------- お知らせ -----------------------------------------------------------------------------------------------------------  メルマガコンテンツの精査および一部縮小のため、11月発行分より現行価格600円(税抜き)→500円(税抜き)へと値下げしたします。  ご理解のほどよろしくお願いいたします。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「地球沸騰化」 気候変動による死者数の増加とその多様な影響 北極周辺では資源争いが ----------------------------------------------------------------------------------------------------------  今夏も世界各地で記録的な熱波が発生し、深刻な影響を及ぼしている。  メキシコ南東部のペッパーソース州では、記録的な熱波により絶滅危惧種のホエザルが大量に死亡した。気温が47度に達する中、少なくとも157匹のホエザルが脱水症状により木から落ちて死亡したと報告されている。  生物学者によると、サルたちは重度の脱水症状で「リンゴのように木から落ち」、数分で死んでいったとのことである(1)。  また、サウジアラビアのメッカで行われた年に一度の大巡礼「ハッジ」では、50度を超える猛暑の中、1301人の巡礼者が熱中症などにより亡くなったと報告されている(2)。  インドでは、首都で52.9度という記録的な暑さが観測され、この異常気象が総選挙の投票率の低下にも影響を与えた(3)。  このような世界的な熱波の増加は、日本にとっても他人事ではない。日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.28℃の割合で上昇している。  21世紀末には、多くの地域で猛暑日や熱帯夜の日数が増加し、冬日の日数が減少すると予測されている(4)。  気候変動の影響を正しく認識し、適切な対策を講じることが急務である。個人レベルでの熱中症対策に加え、社会全体での温室効果ガス削減や環境保護の取り組みがこれまで以上に重要となっている。 目次 ・地球沸騰化 ・多岐に渡る「気候変動関連死」 ・北極周辺で起きている資源争い ・地球沸騰化  近年、「地球沸騰化」という新しい言葉が、急激な気温上昇と異常気象の深刻化を表現するために使われるようになった。  この表現は、2023年7月27日に国連のアントニオ・グテーレス事務総長が記者会見で初めて使用し、広く注目を集めた(5)。「地球温暖化」よりもさらに深刻な状況を示す言葉であり、地球環境が沸点に達しつつあるという警告を意味している。  地球沸騰化がもたらす影響は多岐にわたり、気温上昇だけでなく、熱波、豪雨、ハリケーン、台風、干ばつなどの極端な気象現象が頻発している。  また、海面上昇や氷河・氷床の融解が加速し、沿岸部の浸水被害も深刻化している。さらに、生態系にも大きな影響があり、気温の急上昇により、多くの生物種が絶滅の危機にさらされている。  気温上昇や降水量の変化は農作物にも影響を与え、収穫量や品質が低下する可能性がある。その結果、食料供給への影響だけでなく、熱中症のリスク増加や、感染症を媒介する生物の分布域拡大といった健康リスクも懸念されている。  さらに、熱波や洪水、干ばつ、森林火災などの自然災害が頻発し、規模も増大していることから、地球沸騰化の影響は今後ますます深刻化する可能性がある(6)。このような状況に対して、国際社会全体での対応が急務である。 ・多岐に渡る「気候変動関連死」  地球温暖化とともに懸念されるのが、「気候変動関連死」のリスクだ。

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  • 日々流れるニュースを、様々な視点から分かりやすく解説するニュースサイト「ジャーナリスト 伊東 森の新しい社会をデザインする The Middle News Journal」のニュースレター有料版です。 いまだ私たちに伝えられてこないマスコミの情報は、残念ながら存在します。 「そもそも?」「Why?」を大事に、マスコミの情報を再編集し、様々な視点や確度から執筆していきます。 その「水先案内人」として、私の仕事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
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