目次
1. 豊かな青春、みじめな老後
2.ハイパー駄洒落クリエーター
N氏のダジャレ日記
3.人は皆、生まれた時から
死刑判決を受けている
4.近況
5.編集後記
暇人S 63歳 北欧の道475キロを歩く
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「豊かな青春、みじめな老後」
これは、
かつてバックパッカーが溜まっていた
バンコク楽宮ホテルの
部屋に落書きされていた標語です。
この世代の若者(現在老人)は、
子供の頃に
イソップ童話の
「アリとキリギリス」を
脳内に叩きこまれていて、
「安楽な時を過ごした若者
(キリギリス)は、
将来頑張って働いたアリに
食べ物を恵んでもらえずに凍死する」
と覚悟を決めて遊んでいたようです。
アリとキリギリスの話は
皆さんもよくご存じでしょう。
日本人のバックパッカーが
バンコクに溜まり始めたのは
1970年代ですから、
初期の人たちの多くは
そのまま
現地で死んでしまっている筈です。
ところが、
このブームは1990年代まで続き、
最後の頃は
国が半ば推奨する形で
「シルバーコロンビア計画」
なんて言葉が新聞紙上を賑わしました。
「日本で年金を使うよりも、
日本円で貰った金を
東南アジアの通貨に両替して、
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