しんコロメルマガVol.584【季節に思うこと】【気候が及ぼす体調への影響】【断酒１年！】【思わぬ落とし穴】

しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」Vol.584 07/16/2024 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ●季節に思うこと みなさんおはようございます！お盆シーズンになりつつありますが、いかがお過ごし でしょうか？帰省や旅のご予定はありますか？なにしろ暑い日が続いていると思い ますが、夏バテなどなく過ごされていますでしょうか？ ベイエリア郊外の今年の夏のピークは７月というイメージで、８月には暑い日もある ものの少しずつ気温が下がって来ている印象です。例年は７月と８月の平均気温は ほぼ同じなのですが、今年は８月に入ったらなんとなく秋を感じさせる気候になって きました。すでに日も短くなってきているのがちょっと寂しい気持ちにさせます。 日本に住んでいた２０代までは日本の四季が僕は好きでした。１０代の頃は、冬でさ え好きでした。自分が冬生まれというのもありますが、空気が澄んで引き締まる感じ がするし、透明感も出ます。そしてなによりロマンチックではないですか。しかし、２０ ００年に渡米してカリフォルニアはロサンゼルスの気候を体験してしまったら、暑くな く寒くなく、湿気もない南カリフォルニアの気候にすっかり惚れてしまいました。３年ロ サンゼルスで過ごした後にシアトルに移住し、冬の雨があるもののシアトルも空気と 水が綺麗で気候もマイルドで嫌いではありませんでした。それから１０年後に東海岸 のNYに移住し、東北地方レベルに寒い気候を体験して「ロマンチックなんていらな い」という気持ちになりました（笑）。NYに住む前は冬のNYはスティングの「イング リッシュマン・イン・NY」のイメージです。アスファルトから所々に湯気が立ち上ってい るマンハッタンの町並みを、黒いロングコートの襟を立てて歩く「渋いイメージ」です。 しかし実際は、おしゃれコートじゃ寒いののでモコモコダウンジャケットを来て、買い 物カートをコロコロ引いて、フードを被って臭い地下鉄の階段を降りて、クソ寒い（失 礼）ホームで時間に全く正確じゃない地下鉄を待ってトレーダー・ジョーズに行き、し こたま買い込んで避難でもするような荷物の量で帰宅するという日々でした。さんさ んと降り注ぐ太陽と揺れるパームツリーの間を颯爽とドライブし、買い物に出かけた ロサンゼルス時代がいかに贅沢だったかを懐かしく思っていたものでした。そしてボ ストンに至ってはNYより寒い気候でしたが、ボストンは車生活ができたので寒さと重 い荷物による惨めさはありませんでした。 そんな経験を通して、僕はすっかり冬が好きではなくなってしまいました。ボストンは 決して悪い所ではありませんでしたが、１年の半分が寒くてあまり外でアクティブに 動けないのがイマイチでした。今は北カリフォルニアで生活していますが、冬の長さ がボストンの半分です。春から秋までハイキングなどのアウトドアができるし、空も 青く高くカラッとしていていい感じです。それでも、３ヶ月間の冬が最近では「いらない かも」と思い始めています。贅沢極まりないわがままになっていますが、このままだ とサンディエゴに移住するしかありません。サンディエゴはカリフォルニアの南端に 位置していて、メキシコとの国境近くの街です。１年を通して気候が温暖で冬があり ません。しかも夏は僕らが住んでいるサンフランシスコ郊外よりも涼しいのです。サ ンディエゴといえばビーチとサーフィンというイメージで、僕は基本海より山が好きな ので矛盾しているような気もしますが、サンディエゴの気候は最高です。ちなみに、 サンディエゴも比較的バイオテックや製薬業界が栄えていますが、サンフランシスコ ほどではありません。経済が低迷するとこの業界は非常にリスクが高く、大規模なレ イオフやシャットダウンが起きます。そういう意味では、この業界のメッカであるサン