しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」Vol.582
07/02/2024
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●夏休みの思い出
みなさんおはようございます!配信が遅くなってしまっていてすでに8月に入ってい
ますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?8月といえば日本では夏休み真っ盛り
というイメージですよね。小学生の時に夏休みに遊びに行って楽しかった思い出が
今でも残っています。思い出しきれない個々の出来事もたくさんありますが「思い出
せなくても夏休みの雰囲気が楽しかった」という感覚はこの歳になっても残っている
ものです。8月にはわけもなくワクワクしていたのを覚えているし、そのワクワクして
いた感覚がずっと思い出として残っているわけです。そう思うと、楽しい子供時代を
過ごしていたのかなと思います。
僕が小学生の頃、父の実家が神奈川県の辻堂にあったので、度々祖父母に会いに
行ったものでした。江の島やいわゆる湘南のすぐ近くでした。鵠沼(くげぬま)海岸と
いうビーチが近かったので、そこに何度か海水浴に行ったことがあります。わりと遠
浅なビーチなので海水浴がしやすいのですが、小学生低学年の僕はまだ水泳がで
きなかったので、あまり海水浴が好きではありませんでした。足がつかないと怖い
し、濁った水に浮くことも怖いし、足に海藻が触れると気持ち悪くて怖いです。さらに
クラゲが出て刺されたり、海水パンツに砂が入りまくったり、日焼けでヒリヒリしたり、
海水で体がベタベタしたりといった感じで、あまり楽しめなかった思い出があります
(笑)。以後、小学生高学年からは水泳を始めて高校では水泳部に入ったので、海
で泳いだり潜ったりするのもできるようになりました。でも、小さい頃は海は怖いとい
うイメージがありました。ちょうど娘のひっこが今小学校1年生ですが、ビーチなどで
ビーチサンダルと足の間に砂が入るだけで痛いと悲鳴をあげる軟弱さが、当時の僕
にすこしかぶります(笑)。
一方で、鵠沼海岸近くにある江の島で何度か釣りをしたことがありますが、とても楽
しかった思い出になっています。江の島といえば今では観光地として色々なレクリ
エーション施設があるようですが、僕が父と釣りに行ったのは今から40年以上前で
す。江の島は当時から観光スポットではありましたが、今ほど店舗などはありません
でした。サザエのつぼ焼きが売っていたのを覚えていますが、父に食べたいと伝え
たら「あれは輸入モノで美味しくない」と言っていたのを覚えています。店舗前でグツ
グツ焼かれているサザエはそそるものがありましたが、結局食べることはありませ
んでした。ということでほとんど観光施設がない江の島ですが、南東の端に防波堤
があり、そのとっ先に湘南港灯台があります。ここで釣りをしていたのですが、今で
は柵がしっかりとできて、安全な環境で釣りができるようになっているようです。当時
は防波堤とテトラポットがむき出しになっていて、転落に気をつけないと危険なエリ
アでした。むき出しの防波堤の端に座って、足をプラプラさせながら海を眺めていた
のを覚えています。イワシが入れ食いになって、何十匹と持ち帰って祖母に南蛮漬
けにしてもらったのを覚えています。食べようと思って釣るのですが、なぜか自分で
釣ると食べる気力が失せたのを覚えています。釣りの最中には釣り餌の匂いに包ま
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