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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2024.7.31号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『民主主義の崩壊(4) 民主主義なのに、なぜ国民の大半が貧乏なのか?』
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『民主主義の崩壊(4) 民主主義なのに、なぜ国民の大半が貧乏なのか?』
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今回の連続シリーズは「民主主義の崩壊」という名前がついていますが、日本
人のほとんどは、選挙は正常に行われているし、毎日の政治の動きも報道され
ていて、民主主義が崩壊してるという感じを持ってる人は少ないでしょう。し
かし、それほど難しく整理しなくても、日本の民主主義が崩壊していることは
確かです。
さらに世界全体を見ると、民主主義が「その国に住む人の大半を幸福にするこ
とを目指している」とするならば、それからほど遠く離れているということが
確かです。自由に選挙が行われ、報道も自由に行われているのになぜ我々は国
民の多くが、幸福にならないような国から脱することができないのでしょうか。
それを部分的にすでに3回に述べましたがここで全体の整理をしたいと思います。
まず現在の世界で、最も民主主義的なのが、自らが「民主主義の旗手」を唱え
ているアメリカでしょう。このアメリカでは現在国民の約半分の人が毎年手に
する富は、その年にその人たち自身が働いて蓄積する富のうちのたった14%に
過ぎないとされています。
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