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Q. SNSの次に来る広告ビジネスがリテールメディアである理由とは?

決算が読めるようになるノート
ヒント:人々は商品を購入するためにECや小売店に訪れます この記事は星島てるによるゲスト投稿です。 最近のファミリーマートでは、レジ上にディスプレイが3枚並べられており、そこで広告映像が流れます。 有名人が多く登場することから、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。 実はこのディスプレイ広告、リテールメディアの一種です。 現在、米国の小売業界とネット広告業界でリテールメディアが注目されており、2023年から日本でも話題になり始めています。 そこで本記事では、複数のレポートを引用しながら、リテールメディアの未来に迫ろうと思います。 この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。 リテールメディアとは リテールメディアとは、小売業が提供する広告メディアのことです。 一般的に、リテールメディアは大きく2種類に分けられます。実店舗型とEC型です。 冒頭でも紹介したファミリーマートのディスプレイ広告は、実店舗型に該当します。ほかにも、ヨドバシカメラのエスカレーターに設置されている広告媒体も実店舗型です。 一方で、EC型の代表例としては、Amazon広告が挙げられます。実際にAmazonで商品を検索すると、上部に「スポンサー」と書かれた商品が表示されます。これがAmazon広告です。 リテールメディアが小売業界で注目されている背景 リテールメディアが小売業界で注目されている背景としては、高い利益率が挙げられます。 一般的に小売業の営業利益率の目安が5%と言われている中で、リテールメディア広告は60%〜90%の利益率が見込めます。 さらに、既存のアセットを活かして新たな収益源を生み出すことができる点、広告という確率されたビジネスモデルを利用することになるため収益を読みやすい点などから、小売業者にとっては非常に魅力的な新規事業と言えるでしょう。 以上の点から、イオンやファミリーマートなどの小売企業がリテールメディアに注目しているのです。 この記事は、Web広告業界や小売業界に従事している方、リテールメディアに関心がある方に最適な内容になっています。

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  • アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。
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