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ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
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第330回 世界的なITシステム障害でも上昇したビットコイン、スピ系におけるAIとブロックチェーン その2
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▼今回の記事
サイバーセキュリティー大手の「クラウドストライク」の問題で、ITシステムの世界的な障害が発生した。それにもかかわらず、ビットコインは急騰した。その理由などを解説する。また、今週の主な動きも紹介する。最後に、スピリチュアリズムにおけるAIとブロックチェーンのその2として、この分野で稼働しているプロジェクトを複数紹介する。
▼急騰したビットコイン
先週から今週にかけてビットコインは上昇している。過去5日間で7.07%の上昇だ。7月22日現在で約1068万円前後で取引されている。ビットコインの上昇は、ITシステムの障害でコンピュータのネットワークが世界的にダウンしているにもかかわらず起こった。なぜITのシステム障害でもビットコインが上昇したのか、その理由を巡って議論が続いている。その原因はなんだろうか?
●ITシステム障害とビットコイン
ビットコインは7月18日に64,000ドルから上昇を開始し、6月17日以来初めて67,000ドルを突破した。価格上昇に伴い、「ブラックロック」のビットコインETF(IBIT)の取引量も好調だった。最大の暗号資産は67,000ドルをわずかに上回る水準で取引され、過去24時間で5.5%上昇した。
またソラナ(SOL)は同期間に8.5%上昇し、アルトコインの主要銘柄の中でトップとなり、6月上旬以来初めて170ドルを突破した。さらにイーサリアムは3,500ドルの大台を回復し、3%の上昇でアンダーパフォームした。19日の規制当局への提出書類によると、米国初のスポット・ベースのイーサリアム上場投資信託(ETF)は、23日に取引が開始される可能性が高い。
今週初め、米国株の売りに連動して暗号通貨全体が下落した。しかし、18日の上昇は、主要株価指数が下落し続ける中で起こった。ハイテク株の多いナスダック総合株価指数は0.8%下落し、S&P500種株価指数は0.6%下落した。
株式相場との連動性が解除された背景には、サイバーセキュリティ・サービス・プロバイダーの「クラウド・ストライク」によるソフトウェア・アップデートが世界中のコンピューターに広範囲な障害を引き起こしたことがある。システム障害により航空会社や銀行、企業が停止したことから、暗号通貨の分析者の中には、中央集権型のネットワークと比較して、パブリック・ブロックチェーンのような分散型システムの回復力を強調する者もいた。
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