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「ご近所のメディア王なのだ」「中2の国語だけ満点だったのだ」「お父さんの夢を叶える物語」

橘川幸夫の時代分析と質問箱
〇ご近所のメディア王なのだ 橘川 1961年ごろ小学校5年のときに、近所でいちばん初めに我が家にテレビ受像機が入ったんです。僕、手作りのメガホンでご近所に「うちにテレビが入りました。観にきてください」って呼び込んだんですよ。それで人が集まった。ところが、そのとき肝心のテレビが故障しちゃって……。しかたがないんで、フィルムの映写機みたいなのを見つけ出して、急遽(きゅうきょ)「映画会に切り替えます」ってアニメか何かを上映したのを覚えています。 だから、このころからすでに僕はご近所のメディア王だったんです。まだね、地域コミュニティがあったんですよ。ガキ大将のお兄さんがいてね、いろいろな路地裏遊び、を教えてくれるわけ。学校から帰ってくると、外に出てその遊びをするんです。近所の縁側がたまり場でね、他人の家なんですが、路地に突き出したパブリックな場になってました。誰か金持ちの子が「少年サンデー」とか「少年マガジン」を買ったら、そいつは読み終えるとそこに持ってくるんです。

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  • 橘川幸夫の時代分析と質問箱
  • 「ロッキング・オン」「ポンプ」など1970年代から参加型メディア一筋の活動家としてメディアの渦中で生きてきました。その体験と実感からの視点で、さまざまな事件や現象について、自分なりの視点で分析していきたいと思います。また、読者の皆様からの質問にもお答えします。一緒に、新しい社会のあり方を模索していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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