2024年07月19日
■ 決算発表シーズン到来前、相場の潮目に変化の兆し
先週、日経平均株価は一時4万2400円台まで上値を試す動きが見られ、さすがにオーバースピードと見る向きが増えたこともあり、足元はやや調整ムード。足元ではドル円が一時155円台前半の水準まで下押し、米国では17日に半導体関連株が急落。ドル円やクロス円については、やはり先週11日、12日に実施されたと見られる本邦当局の円買い介入のインパクトが大きい。加えて、米国でトランプ前大統領が返り咲くと見方が強まり、中国に対する輸出規制の強化や台湾防衛を巡る発言などが、半導体関連株の値動きに影を落としている。
以下では、日経平均株価が4万2000円台まで上値を試した際の状況を振り返り、当面の物色の矛先がどこへ向かいやすいのかを考察する。
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