ドコモがPayPayに勝つには銀行が必要なワケ 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.571

石川温の「スマホ業界新聞」
-------------------------------------------------------------------------------------- 石川 温の「スマホ業界新聞」 2024/07/13(vol.571) -------------------------------------------------------------------------------------- 《目次》 1.d払いがPayPay、楽天ペイに勝つためには —-顧客囲い込みだけじゃない銀行業の必要性 2. サムスン電子「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」が7月31日発売 —-顔写真でイラストを描いてくれるAIは韓国出身か 3.5Gネットワークで世界をリードするアメリカ・T-Mobile ----6Gを語る前にまずは5Gのマネタイズを成功させるべき 4.今週のリリース&ニュース 5.編集後記 -------------------------------------------------------------------------------------- 1.d払いがPayPay、楽天ペイに勝つためには —-顧客囲い込みだけじゃない銀行業の必要性 ------------------------------------------------------------------------------------------ 先日、NTTドコモの新社長、前田義晃氏のインタビュー取材をしてきた。吉澤和弘社長時代まで、毎年、夏頃に様々なメディアからインタビューを数日間にわたって受け続けるという、修行のような期間がNTTドコモの社長には設けられていたのだが、井伊基之社長時代には一切、行われていなかった。それが前田社長なってに即復活。先週から今週にかけて、各メディアにインタビュー記事が大量に掲載されている。 NTTドコモが金融事業を強化していくなかで、銀行業への参入を伺っているというのは、これまでの記者会見や今回のインタビューでも登場してきた話だ。 筆者もインタビューの中で前田社長に銀行業参入に対する「温度感」を確かめたかった。 実際、すでにNTTドコモは三菱UFJ銀行と組んでポイントサービスを実施している。また、このタイミングで銀行業を始めるのなら、JALが住信SBIネット銀行と組み、マイレージ会員向けに銀行サービスを提供しているように、BaaSという仕組みを使えば、手っ取り早くドコモユーザーに銀行サービスを始めることも不可能ではない。 そんななか、前田社長からはキャリアにとって銀行は単に「一般ユーザーのためだけというわけではない」という話が出てきた。 筆者は昨年、個人事業主から法人化をした際、いくつかの銀行で法人口座をつくろうとあれこれ調べた。そんななか、楽天銀行とPayPay銀行は口座が作りやすく、また振込手数料なども安く、かなり使い勝手が良さそうだった。 一方で、auじぶん銀行は法人口座を強化している感じがほとんどなく、むしろ法人を邪険に扱っている印象であった。

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  • 日々、発信されるスマートフォン関連のニュース。アップル・iPhoneにまつわる噂話から、続々と登場するAndroidスマートフォンの新製品情報。ネットワーク障害やキャリアの新サービスなど、話題に事欠かないのがスマートフォン業界です。膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要で、今後を占う意味で重要になってくるのか。ケータイジャーナリスト・石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。さらに業界のキーマンにもインタビュー取材を行い、スマートフォン業界の「今」を伝えます。スマートフォン業界人の「必読紙」を目指します。
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