メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【第80号】大川原 明の「アキーラ海外見聞録」7月10日発行!海外を安全に周る秘訣

大川原 明の「アキーラ海外見聞録」
【第80号】大川原 明の「アキーラ海外見聞録」7月10日発行!海外を安全に周る秘訣 海外の渡航-安全に周る秘訣 海外旅行や海外留学、出張や駐在で他国に滞在する場合、殆どの方が気になるのが現地の治安だと思います。楽しいはずの旅行で犯罪の被害に遭い、嫌な思いや怪我をしたりしては、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。犯罪の被害に遭うか否かに関しては運もあると思いますが、気を付ければ防げる被害多いと思います。 日本はここ最近、治安が少し悪化しているのは事実ですが、世界的にみたら非常に治安が良い国です。そんな治安の良い日本に生まれ育ち日本の環境に慣れていると、海外に出て日本と同じ感覚でいて危ない目に遭う日本人が多くいます。それでは、海外で犯罪の被害に遭わないためにはどうしたらよいのか。海外での危険回避術は次になります。 ◆事前の情報収集 初めて行く国や治安が悪い国は特に事前の情報収集が必要です。治安の悪い場所やどういった犯罪が起きていているのかを事前に知っておくとよいでしょう。それら犯罪を抑止するための対策も学んでおくべきです。 それではどのように情報収集はどのようにすればよいのか。ガイドブックなどの書籍、ブログやユーチューブの情報収集。外務省の安全情報ページ、実際に行ったことのある方からの話しを聞くなどです。 ◆危ない場所や危ない時間 海外に危ない目に遭わないためには、犯罪が多発している危ない場所に近づかないことが必要です。また、犯罪は人気がない所や人気がない時間に起こる事が多いので、日が暮れた夜間から早朝にかけては注意しなければなりません。 危ないと言われている国や都市の中でも、わりと安全な場所もあります。逆に治安が良いと言われている国や都市でも危ない場所もあります。中南米などはスラムの数も多いです。興味本位でスラムに入り込み強盗や暴行の被害に遭う人がいますが、スラムや治安が悪い地域を事前に知っておくことが重要です。 ◆旅行者を狙う犯罪の種類 ・盗難-強盗・ 海外旅行で最も被害に遭いやすい犯罪が盗難です。スリや置き引き、ひったくりが多く起きており、治安の悪い国では武器や拳銃を使った強盗も起きているので注意が必要です。 ・スリ 著者も学生時にスリの被害に遭ったことがありますが、スリは本人が被害に遭っている事を気づかない事が多いです。スリは人混みで起こりやすい犯罪です。被害に遭わないための対策としては首からかける財布を使用し、鞄には南京錠をかける事です。 ・置き引き 置き引きは、スーツケースや鞄、スマホや財布などをテーブルの上に置いたままトイレに行っている間など、置いた物を引かれる犯罪です。荷物をおいたままにしない事が重要です。平和で治安の良い日本で生まれ育つと、置き引きという概念が薄い方が多いですが、海外では置き引きは頻発しているので注意が必要です。 ・ひったくり ひったくりは、すれ違いざまに他人の持っているものを奪って逃げる犯罪行為です。著者がベトナムのホーチミンに駐在時に、毎日のようにスリの被害に遭われるお日本人観光客がいました。基本的に背後から近づいてきて鞄などの荷物を奪っていきます。バイクで背後から近づき、ひったくり逃げていく事が多いです。 ひったくりの被害に遭わないための対策は、周囲を警戒して歩き、鞄は肩にかけるものではなく、背負うものを使用。歩道を歩く時は車道から離れた所を歩く事です。狙われやすい人は女性や高齢者や子供、ひ弱そうに見える男性です。ひったくられた時に転倒して怪我を負う可能性もあるので注意です。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 大川原 明の「アキーラ海外見聞録」
  • 世の中にはメディアでは中々扱いきれないような情報や写真は数多くあります。また、海外の文化、風習、治安、国際関係を知らずに海外に出て、危険な目に遭う邦人は多いですが、そういった被害者を少しでも減らしていき、楽しく海外渡航してもらうための情報発信も心がけていきます。
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 10日・25日(年末年始を除く)