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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2024.6.19号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『お金の上で漂流する日本(4) 温暖化が問題ならば対策を取るのが科学』
◆問題解決していない水俣病と早期解決を可能にした四日市喘息の違いとは
◆温暖化の影響を減らすための島国・日本に合った3つの方法
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
◎『武田邦彦メールマガジン』バックナンバーはこちら
https://www.mag2.com/archives/0001571196/
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『お金の上で漂流する日本(4) 温暖化が問題ならば対策を取るのが科学』
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◆問題解決していない水俣病と早期解決を可能にした四日市喘息の違いとは
先先回に「地球が温暖化していると言っても、現在は氷河時代」という話をし、
先回は「環境問題は被害を強調するとろくなことはないが、解決しようとする
と割合、簡単」という話をしました。
日本の大きな環境問題として有名な水俣病と四日市喘息の2つをとってみると、
水俣病は技術的な解決を優先せずに、被害を強調し補償を求めたことによって
混乱して、現在でも、最終的な解決ができていない状態です。ところが四日市
では、原因物質を特定し、煙を浄化することによって早期に解決し、現在では
四日市の一人当たりの工業出荷額は全国で1、2を争うようになり、四日市の空
はとてもきれいになりました。
人間が原因となって生じた環境破壊は、地球規模に見るとそれほど大きなもの
ではありません。地球全体の気温の変化は、氷河時代と暖かい時代と比べると
20℃程度は違いますし、また最近14万年ごとに起こる氷期と間氷期の間も8℃
ほど変わるのですが、人間が出すCO2による温暖化はせいぜい2℃止まりと予想
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