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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2024.6.12号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『お金の上で漂流する日本(3) 問題があると縮小し、お金をせしめる性格』
◆かつて世界一と言われた日本がなぜ「最も成長の遅い国」に転落してしまったのか
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『お金の上で漂流する日本(3) 問題があると縮小し、お金をせしめる性格』
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◆かつて世界一と言われた日本がなぜ「最も成長の遅い国」に転落してしまったのか
世の中にあるあらゆるものに、始まりがあり発展し、最盛期を迎え、やがて衰
退していくという特徴があるように、人の一生も、また社会も全く同じように
変わっていくように思われます。
人の一生が、誕生し、成長し、元気で幸福な時代を迎え、やがて老化して死に
至ることは誰でもよく知っています。またあの巨大なローマ帝国も、大モンゴ
ル帝国も、あれほど勢いが良かったのにやがて衰退して滅びてしまうわけです。
でも、元気だった頃のことが夢のようで、現在では何かうまくいかなくて衰退
に向かっていくというときには、その原因があるのでしょう。
戦争が終わった後の日本で言えば、あれほど焼け野原で3万人以上の人が犠牲
になった戦争が終わってしばらく経つと、朝鮮戦争の影響があったとはいえ、
活力のある高度成長の時期を迎え1960年から1990年までの30年間で、国民の所
得が約10倍になるというほどの勢いを見せました。
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