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「消費税は輸出企業への補助金か2」「定年後のプチ起業入門3」「税務署との賢い戦い方~脅しに屈するな」

大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 2024/06/01
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税務署や調査官に好ましい納税者とは、どんな人だと思われ ますか? 記帳をきちんとして、正確な税務申告をしている人? いいえ、違います。 記帳をきちんとしていれば、税務調査で指摘することがあり ませんので、そういう人は税務署は大嫌いです。 たくさん税金を納めている人? これも違います。 だれかが税金をたくさん納めたからって、それは税務署の手 柄にはありません。 税務署の手柄は、納めていない人に納めさせたときに生じる ものですから、税務署はあくまで税務調査で成果を上げたい のです。 では、どんな納税者を税務署は好むかズバリ言いますと 「税務署の言う事を大人しく聞く納税者」 です。 税務行政というのは、トラブルがつきものです。 「申告内容がおかしい」とか、「税金が納付されていない」 とか、税金の問題というのは、つまりは「お金の問題」です から、もめることが多くなるのです。 そして納税者と税務署が敵対することも多々あります。 税務署員としても、仕事の上でトラブルが多いのは好ましく ないのです。 トラブルになれば労力がたくさんかかりますし、自分自身 の精神衛生上もよくないわけです。 しかもトラブルが続くと、上司から「あいつは納税者をう まく制御できていない」ということで、減点されたりも するのです。 なので、税務署の言う事に対して、何も文句を言わずに黙 って従ってくれる納税者が、税務署は大好きなのです。

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  • 元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授。「正しい税務調査の受け方」や「最新の税金情報」なども掲載。主の著書「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)
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