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ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2024年5月25日(土)号

ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------  はじめに --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------  1966年に静岡県清水市(現静岡市)の、みそ製造会社専務一家4人が殺された事件で、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の裁判をやり直す再審公判が、22日、静岡地裁(国井恒志裁判長)であり、検察側は確定審と同様、死刑を求刑。  一方、弁護側は改めて無罪を主張し、結審した。判決は、9月26日に言い渡される。  検察側は論告で、袴田さんが金品を得るために犯行に及んだと指摘。 「訴訟能力の観点から心神喪失状態と認定されるが、量刑事情を変更するものではない。罪責は重大だ」(1) とする。証拠の捏造との指摘に対しては、 「実行不可能で非現実的な空論だ」(2)と反論した。  9月の公判では、無罪の判決がでることが予想されるが、再審請求審で裁判所から”証拠の捏造”の疑いまで指摘された検察側は、しかし再審公判でも有罪の立証に固執し、再び、死刑を求刑した形。  検察幹部は、西日本新聞の取材に対し、「特別抗告したくてもできなかった」(3)と説明。  法律上、特別抗告が認められるのは、憲法違反がある場合などに限られる(4)。具体的な事実関係は再審公判で争わなければならない。こうした事情で、最終的に抗告しないとしたとのこと。 (1)西日本新聞「袴田さん再審も死刑求刑」2024年5月23日付朝刊、1項 (2)西日本新聞、2024年5月23日 (3)西日本新聞「有罪固執 一貫性なき検察」2024年5月23日付朝刊、3項 (4)西日本新聞、2024年5月23日付朝刊、3項 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 太陽フレアによりオーロラが観測 磁気嵐も 「太陽フレア」とは? 最悪の事態に対処できるか? 細る研究体制 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------  太陽の表面で大規模な爆発現象である「太陽フレア」が発生したのを受け、5月中旬、北海道でも空が赤く染まるなと、世界各地でオーロラが観測された。  国立研究開発法人「情報通信研究機構」(東京)によると、大規模な爆発である太陽フレアが起こり、それよりに放出される電気を帯びたガス(プラズマ)が地球の大気に含まれる酸素や窒素などと衝突し、発光することでオーロラになるという 。  北海道北部の名寄市では11日夜7時ごろから空が紫色に染まり始め、SNS上にはオーロラを目撃したという投稿が相次ぐ。  ほか 、石川県輪島市の輪島港の近くでもオーロラが観測。イギリス、ドイツ、アメリカなどでも観測された 。  オーロラは、地球の周辺を飛び交う高エネルギーの粒子が地球の磁力によって引き寄せられ、大気とぶつかったときに光を放つ現象で、通常は北極や南極など緯度の高い地域でしか見ることができない。  しかし、「太陽フレア」によって「磁気嵐」が発生すると、オーロラの活動領域が広がり、緯度が低い地域でも観測できた。 目次 ・太陽フレアとは ・懸念される磁気嵐による影響 ・”最悪の事態”に対応できるか 細る研究体制 ・太陽フレアとは

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  • 日々流れるニュースを、様々な視点から分かりやすく解説するニュースサイト「ジャーナリスト 伊東 森の新しい社会をデザインする The Middle News Journal」のニュースレター有料版です。 いまだ私たちに伝えられてこないマスコミの情報は、残念ながら存在します。 「そもそも?」「Why?」を大事に、マスコミの情報を再編集し、様々な視点や確度から執筆していきます。 その「水先案内人」として、私の仕事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
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