ヒント:過去最高益のサイボウズの好調を支える要因は、以下の3つ。
#1 ●の拡大と●●でも運用できる製品
#2 ●●を抑えても順調な●●
#3 3年間で+16%向上している●●
今回は、2024年2月27日に発表されたサイボウズの2023年12月期の決算について、解説・深掘りしていきます。
サイボウズといえば、2023年10月から放映されている「ノーコードで業務アプリをつくろう」をテーマにしたkintoneのテレビCMでご存知の方も多いのではないでしょうか。
2022年12月期(2022年1月〜12月、以降省略)のサイボウズの営業利益は、前年と比べて減益でしたが、2023年12月期(2023年1月〜12月、以降省略)の営業利益は33.9億円、YoY+455.4%と過去最高益を達成しました。
今回の記事では、前半に直近のサイボウズの業績を解説し、記事の後半ではサービス別の売上高推移やコスト推移を解説をした上で、過去最高益のサイボウズの好調を支える3つの要因を考察していきます。
サイボウズが過去最高益を達成
上図は、サイボウズの業績の推移です。
2023年12月期のサイボウズの売上高は254.3億円、YoY+15.2%と右肩上がりで伸びています。
同期間の営業利益は33.9億円、YoY+455.4%と大幅増益となっており、過去最高益を達成しています。
ここまでは、直近のサイボウズの業績を解説してきました。
ここから記事の後半では、サービス別の売上高推移やコスト推移を解説をした上で、過去最高益のサイボウズの好調を支える3つの要因を考察していきます。
この記事は、SaaS業界に従事している方や事業戦略に関心がある方に最適な内容になっています。
Q. 過去最高益のサイボウズ、好調を支える3つの要因とは?の答え
#1 DX市場の拡大と非IT部門でも運用できる製品
#2 広告宣伝費率を抑えても順調な新規顧客獲得
#3 さらに伸び余地のあるARPU
まず、サービス別の売上高推移を見ていきましょう。
主軸のkintoneの売上高は130億円超え
上図は、サービス別の売上高推移です。
直近の3年間を見ると、全サービスともに売上高は伸びており、中でも特にkintoneが大きく伸びています。
kintoneの売上高は、2022年12月期に100億円超え、2023年12月期には130億円超えと、大きく伸びており、サイボウズの成長を支えていることが分かります。
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