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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2024.5.22号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『各界で崩壊し始めた日本人の誠実性(5)「脅してお金」のマスコミ』
◆なぜ局内がお祭り騒ぎに?「国民の安全」より「台風襲来」を願ったメディアたち
◆なぜ次に日本のメディアが飛びついたのは「石油危機」なのか?
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
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https://www.mag2.com/archives/0001571196/
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『各界で崩壊し始めた日本人の誠実性(5)「脅してお金」のマスコミ』
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◆なぜ局内がお祭り騒ぎに?「国民の安全」より「台風襲来」を願ったメディアたち
日本人が誠実さや真面目さを失い、国民を不幸に陥れているのは、すでに反論
もないだろう。でも、その中でも最も激しいのが「脅してお金」である。人間
は脅されると怖くなり、ひどいことにならないようにとお金を出す。このこと
は古くからわかっていることだが、「環境問題」が起きてから、国民が面白い
ように脅されて、自分達の自由になることを知ったのは、マスコミだった。
1972年、それまで高度成長を謳歌していた日本社会は、突如としてマスコミが
報道を始めた「石油は後、30年」にビックリした。何しろ、自動車、照明、煮
炊きからトイレットペーパーに至るまで、石油で動き、石油で明るくなり、石
油で食事を作り、石油で生活をしていたのだから、それが30年でなくなるとい
うと、それは生存に関わる大事件なのである。
そこで庶民はまずトイレットペーパーを買い漁った。トイレットペーパーと石
油の間には、よく考えれば直接的な関係があるが、毎日普通の生活をしている
人が、石油がなくなると聞いて直ちにトイレットペーパーを買い漁ったという
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