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ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2024年5月18日(土)号

ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- はじめに ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------  先月行われた衆議院東京15区の補欠選挙で、政治団体「つばさの党」の陣営が拡声機などを使ってほかの陣営の演説が聞き取れないようにして、選挙活動を妨害したとして、警視庁は、選挙に立候補した団体の幹事長や代表ら3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕。  逮捕されたのは政治団体「つばさの党」の陣営の3人。  警視庁によると、彼らは、衆議院東京15区の補欠選挙で、告示日の先月16日に、ほかの陣営の候補者が演説をしていたJR亀戸駅前で、電話ボックスの上に座るなどして拡声機でどなったり、車のクラクションを鳴らしたりして、候補者の演説が聞き取れないようにしたとし、公職選挙法の「選挙の自由妨害」の疑いがもたれている。  「つばさの党」の陣営が選挙期間中「選挙妨害だ」というほかの陣営からの指摘に対して「国民に与えられた表現の自由の範囲内だ」などと主張して行為を繰り返していた。  その結果、他陣営の候補者の演説の内容がかき消されるほどの大音量で騒ぎ立てたり、追いかけられた他陣営の関係者が警察署に逃げ込んだりしたケースもあるなど、実際に選挙活動に影響が出ていたことが確認されたとのこと(1)。  警視庁は、こうした妨害行為が幅広い陣営に対し、長期間、反復継続して行われたことを重く見て、今月13日、強制捜査に踏み切った。 (1) NHK NEWS WEB「つばさの党代表ら3人を逮捕「選挙の自由妨害」の疑い 警視庁」2024年5月17日、https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240517/k10014452011000.html -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- なぜ日本の大新聞は生成AIを嫌うのか? ChatGPTよりも怖い、日本の5大メディア・コングロマリットの品格を問う! --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------  日本の大新聞による”生成AIヘイト”がひどい。とくに著しいのが読売新聞だ。  読売は4月下旬から「生成AI考」という論考をスタート。 <「宿題もリポートも生成AIが作った「正解」丸写し、教諭は嘆く「これじゃ無料の代行業者だ」(1) 「医療現場でも生成AI活用、「診断」にばらつき…日本人のデータもっと学ばせる必要あり」(2) 「[生成AI考]誤情報 行政なじまず」(3)> などという記事を掲載してきた。  しかしながら、それら論考をめぐる懸念は、別に生成AIに限らなない。  他方、読売といえば、先日、その「クオリティ・ペーパー」の度合いを疑わせる事件が発生。小林製薬の紅麹製品取引先の反応などを扱った記事について、原稿をまとめた読売新聞大阪本社社会部主任が、識者の談話を捏造していた。  堕ちた既存メディアの品格を問う。 目次 ・日本の既存メディアが生成を恐れる理由 ・読売新聞 コメント偽造 ・誰が日本の報道の自由の劣化を招いているのか? ・日本の既存メディアが生成を恐れる理由  日本の既存メディアが生成AIを必要以上に恐れる理由は自明だ。  生成AIの普及は、インタ-ネット上の覇権の移り変わりを意味する。それは、たとえばChatGPTが普及すれば、ネット上の覇権は、ついにGoogleからOpenAIへと移り変わる。  そしてそれは、Googleがネット上でのビジネスモデル、-Google検索とそれがもたらす広告モデルーの”陳腐化”-を意味する。

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  • 日々流れるニュースを、様々な視点から分かりやすく解説するニュースサイト「ジャーナリスト 伊東 森の新しい社会をデザインする The Middle News Journal」のニュースレター有料版です。 いまだ私たちに伝えられてこないマスコミの情報は、残念ながら存在します。 「そもそも?」「Why?」を大事に、マスコミの情報を再編集し、様々な視点や確度から執筆していきます。 その「水先案内人」として、私の仕事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
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