━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2024.5.1号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『各界で崩壊し始めた日本人の誠実性(2)科学者の誠実性-2』
◆事実を言えば変人扱い。各界に浸透している自己中心的な嘘
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
◎『武田邦彦メールマガジン』バックナンバーはこちら
https://www.mag2.com/archives/0001571196/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『各界で崩壊し始めた日本人の誠実性(2)科学者の誠実性-2』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆事実を言えば変人扱い。各界に浸透している自己中心的な嘘
先週、「ダイオキシンは猛毒だ」という科学的には全く間違っていることが、
社会の常識になったのは、まさに「科学が社会に負けた」というはっきりとし
た例であったことを示した。
それでは、なぜ現代社会において、科学が社会に負けたかというと、ダイオキ
シンが毒物だということを言えば研究費が来たけれども、ダイオキシンが無毒
だと言うと変人扱いになるという奇妙なことが起こっただけである。つまり、
「科学的(事実)にはダイオキシンはほぼ無毒」だが、社会的にはダイオキシ
ンが猛毒だと言わないと社会が、その科学者を受け入れないという変なことが
起こったのが21世紀の最初の事件であった。
その後、このような傾向は社会全般の流れになり、現在では科学的な事実と社
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)