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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.070 2024年4月26日発行
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ 「年長だからという理由だけで偉そうにするのはダサい」
2.ちょっと御相談がありまして 「人生にいいことがない」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「あなたが変われば、全体の関係が変えられます」
4.ナガトウカオルの出張ごはん 神楽坂駅 「irodorizaka」
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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2.ちょっと御相談がありまして「人生にいいことがない」
50代男性会社員。
妻と高校2年生の娘がいます。
大学を卒業してからずっと同じ会社に勤めていますが、来年役職定年を迎え、給与も下がります。
優秀な後輩が出世して、今は自分より上の立場にいます。
彼にとって私は面倒な存在だと思います。
家に帰っても、妻も娘も非常にそっけなく、必要最低限の会話しか交わしません。
娘に至っては、
「は?」「別に」「うざ」
以外の言葉をこの1年以上耳にしていない気さえします。
犬の散歩をしている時だけが、なんだか気持ちが休まります。
学生の時の友達とも疎遠になりましたし、会社が一時業績不振になった際に、同期の中でも不穏な空気が漂い、なんとなく集まったりもしなくなりました。
先日、日曜の午前中に家の近所の川沿いを犬と散歩していた時に、30代くらいの仲睦まじい両親と3歳くらいの娘さんの親子が楽しそうに遊んでいたり、10代くらいのカップルが笑いながら手をつないで歩いているのを見て、突然泣きたくなりました。
もう、この先の自分の人生にはいいことがない。
老いていって、邪険にされて、楽しいことなんか何もないと思った瞬間に、しゃがみこんでしまいました。
これからどうしていけばいいかわかりません。
(突然やってくる「人生にいいことがない」問題。無縁の方はよっぽど幸せな方です。どうしていけばいいのか、ちょっと考えてみました。お答えは本文で!)
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