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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2024.4.24号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『各界で崩壊し始めた日本人の誠実性(1)科学者の誠実性-1』
◆実に悲しい。現在の日本社会に蔓延る誠実性を持たない各界のプロたち
◆「科学が社会に負けた」。ダイオキシン問題から見る科学者の誠実性の欠如
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■インフォメーション
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『各界で崩壊し始めた日本人の誠実性(1)科学者の誠実性-1』
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◆実に悲しい。現在の日本社会に蔓延る誠実性を持たない各界のプロたち
現在の日本の政治家に誠実性を感じられないのは、著者ばかりではないと思い
ます。政権を担っている自民党の政治家は、国際政治、経済運営、日本社会に
おける様々な問題点の解決について、自らの意見を堂々と演説をすることなく、
国会議員でも見解を述べることは少なく、大人すらほぼ演説をしないという状
態にあります。さらに野党議員や、県議会議員や市会議員についても同じよう
な傾向が見られます。
でもこのような傾向は政治ばかりではありません。経済一流、政治二流と言わ
れてきた日本の経済界でも、長期的な経済展望や技術の方向について堂々たる
見解が述べられることもほとんどなくなりました。日本経済の発展は技術を中
心として、一つ一つの企業が自らの経営哲学や経営方針に基づいて政府の方針
をむしろ批判しながら進めていくということが多かったものです。ところが最
近では政府から補助金をもらったり、さらに補助事業があるならばその事業に
重点を置くという主体性のない、単なるサラリーマン的経営者が目立ってきま
した。
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