人間は昔から不老不死に憧れた。
中国では始皇帝が不老不死を求め、仙人を探したことが『史記』に記されているし、日本でも第十一代垂仁天皇が不死になれると言われる木の実を探すようタジマモリに命じたことが『日本書紀』に記されている。
手塚治虫さんの『火の鳥』では、不老不死を得るために火の鳥の生き血を求める人間の姿が描かれた。でも、それを実現した人間はいない。
もし、それが実現してしまったら、陶器の器をプラスチックに変えてしまうようなものかもしれない。
限りがあるから、人間は一生懸命に生きる。その輝きは増していく。
そんなことを思いながら川沿いを駆け抜ける。
やわらかい日差しを浴びて、川面がキラキラと輝く。
また春が来た。
皆さん、こんにちは。ワカです。
4月になりましたね。冒頭の文章は、なんだかどこかで読んだことがありますが、皆さんはすぐに思い出せますか?
これは、夫の著作『命と魂の長いお話』の、第5章の始まりの部分です。
この作品は最初、単行本として2019年の1月23日に発売されました。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)