★RANGAI文庫通信2024年3月25日号
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目次
■編集室より
・刊行予定の作品集についてなど
・RANGAIは自費出版の原稿は受け付けてい
ません、全て「企画出版」、自信作なのです、
のコト。
■早坂近況と雑談
・青の時代
(ソフトな左派に囲まれて育ったのコト等)
・早坂新作詩
「純白の包帯につつまれた休息の詩」
「春」ーーーあなたは夢見るものに値する者となれ
など五篇
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■RANGAI文庫編集室より 早坂です
お久しぶりです。
北九州は雨です。
星埜まひろさんの作品集用の新作が届き
つつあります。柔らかなしっとりした作品が
届き、深夜、読みふけってしまいました。
これは編集の特権ですね。
今年は星埜さん、石谷流花さん、
そして早坂の「ヘヴンリー・ブルー復刊+α」
三冊を予定しています。
「X」にもポストしましたが、ヘヴンリー・ブルー
に載せた「虹よ立て夏の終わりをも生きて
ゆく僕のいのちの頭上はるかに」という一首
がこの四月から小学六年生の教科書で使
われるのですが、この「ヘヴンリー・ブルー」
はオンデマンド版で、一般の書店には置か
れない非常にマイナーな歌集でした。
この歌集は早坂と写真家の入交佐妃が、
初めて「自費」で出した歌集でもありました。
そのマイナーな歌集の中から教科書に、と
いうところにいたく感動してしまいます。
しかし早坂は「自費出版」という出版のシス
テムがとても嫌いでした。その自費出版嫌
いがなぜ、自費で出したか。
当時、「歌の葉」という、荻原、加藤、穂村
三人の歌人が新たに立ち上げたネットサ
イトがありました。その試みを少しでも応
援したいという気持ちがあり、じゃあ「歌の
葉」でオンデマンド歌集を作ろう!!と、入交
佐妃さんと二人でお金を出しあって作っ
たのでした。
歌の葉はあっさり無くなってしまいました
が、「ヘヴンリー・ブルー」を大嫌いな自費
で出したことは無駄ではなかったと、今、
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