●財務省キャリア官僚の大罪2
「どうやったらこんな悪政ができるのか?」
このメルマガではこれまで、財務省のキャリア官僚が、い
かに強大な国家権力を持っているかということをお話しま
した。
日本の歳入と歳出は国会が決めることになっていますが、
国会議員は数字に疎いので、事実上、財務省のキャリア
官僚たちが、歳入、歳出の決定権を握っているのです。
しかも財務省キャリア官僚たちは、その強大な国家権力を
使って、大企業や富裕層ばかりを優遇してきました。
ダイヤモンドとトイレットペーパーにも同じ税率という、
世界最悪の雑な税金「消費税」を創設しました。
消費税というのは、収入のほとんどを消費してしまう低所
得者ほど、税負担割合が高くなる「逆進税」です。
低所得者いじめの消費税を増税する一方で、
法人税や高額所得者の所得税は大幅に減税してきました。
日本の法人税や高額所得者の所得税は、名目税率は他の先進
国と同等のレベルですが、たくさんの抜け穴が用意されて
いるので、実質的にはタックスヘイブンのような安さになっ
ているのです。
これで格差社会にならないはずがないのです。
今の日本は、「まるでわざと格差社会をつくったかのような
税制」になっているのです。
また歳出の面においても、財務省は最悪のことをやってきま
した。
今回の能登半島の地震では、被災者の方々は先進国ではあり
得ないようなお粗末な避難所で、長期間、不自由な暮らしを
余儀なくされています。
日本は毎年、莫大な公共事業費を計上しているのだから、
避難施設などは、日本中に立派なものを作れるはずなのです。
その一方で、四国と本州の間には、莫大な費用をかけて
3本も橋がかけられているのです
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