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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2023.12.27号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『「お金第一」の政治家の出現の原因は?』
◆試験で良い点数を取るため?子供は何のために勉強をする必要があるのか
◆国によって違う受験制度の有無。教育後進国である日本に必要な教育とは
■なんでも質問コーナー
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『「お金第一」の政治家の出現の原因は?』
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◆試験で良い点数を取るため?子供は何のために勉強をする必要があるのか
先回、日本の初等中等教育がいかに遅れているか、時代遅れであるかについて
整理したが、今回は、自民党の大規模な「政治と金」の事件が発生したので、
「教育と高等教育」においては、受験と大学教育の問題点に触れたいと思う。
「子供のために受験をなくした方が良い」と言うと、常に「それでは子供が勉
強しない」という反論が来る。これは、著者が中央教育審議会にいたときも教
育の専門家でもそうだったし、社会でもどの人たちもほとんど一致して「子供
が勉強するのは試験があるからだ」と言う。それは自分の子供時代の体験もあ
るし、もし子供が勉強しなくなったら日本が衰退するという危機感もあって、
堅い信念である。
この点での著者の経験は、大学に限られるが、物理、化学、デザイン(多摩美)
の分野で、試験的に5年ほど「試験をして採点する」ことと「試験をしないで
出席だけ」を試みたら、大学のレベルや分野に関わらず、常に「採点をしない」
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