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『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』
~時代の本質を知る力を身につけよう~【Vol.34】
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【今週号の目次】
1. 気になったニュースから
◆ 古き良き時代のグーグルとその後の変容(前編)
2. 今週のメインコラム
◆ 自動車産業編の後日談
3. 読者の質問に答えます!
4. スタッフ“イギー”のつぶやき
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1. 気になったニュースから
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◆ 古き良き時代のグーグルとその後の変容(前編)
今回は、グーグルに2005年10月から2023年11月までの18年間勤めたソフトウェアエンジニアのブログ記事を取り上げます。イアン・ヒクソンという人で、私は面識ありませんが、HTML5の仕様策定やオープンソースのマルチプラットフォーム開発のフレームワークであるFlutterのプロジェクトなどに携わった人のようです。
本メルマガでも以前にお話ししましたが、「Don't be evil(邪悪になるな)」に代表される行動規範を大切にしてきたグーグルの企業文化が変容していく様子や、グーグル上層部に対する痛烈な批判を自身のブログで公開しています。
辞めた人が書いたものなので、多少なりとも割り引いて受け止めねばならない面はあるものの、18年という長期にわたって在席する人も珍しく、古き良きグーグルが大企業病に苛まれて変貌していく様子が伝わってきて、私にとってもショッキングな内容です。
記事原文は以下になりますが、全体をできるだけわかりやすく意訳しながら、適宜コメントを挿んでみたいと思います。--
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