武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』～食べるものはヨーロッパ系のデータを使うのは危険～

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　　　　　　 武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』 　　　　　　　　　　　　　（2023.12.6号） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《今週の目次》 ■武田邦彦のメルマガ集中講座 『食べるものはヨーロッパ系のデータを使うのは危険』 　◆日本人の身体が危うい？欧米データを基に作られる健康規制が及ぼす危険 ■なんでも質問コーナー ■インフォメーション ◎『武田邦彦メールマガジン』バックナンバーはこちら https://www.mag2.com/archives/0001571196/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■武田邦彦のメルマガ集中講座 『食べるものはヨーロッパ系のデータを使うのは危険』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆日本人の身体が危うい？欧米データを基に作られる健康規制が及ぼす危険 かつて人気番組の一つで地上波のテレビに出ていることがあったが、そこで、 たびたび、他の解説者から嫌われることがあった。それは解説者がある論文な どを紹介すると、著者が「それはヨーロッパ、アメリカの論文ではないですね」 と著者が聞くからである。 番組はバラエティーなので、解説者以外は芸能人だから面白いことが中心だが、 著者は学者なのでデータとか論理の正確性が問題だ。そして視聴者が間違わな いためには著者がそれをチェックしないと、他の人はチェックしないからだ。 実際はほとんどの論文やデータは欧米のものだった。もちろん、解説者の方に も事情があって、日本の研究者は層が薄いし、「政府が押し進めていること以 外は研究費が出ない」という特徴もあって、基礎的なデータを取る余裕がない。 つまり、日本には「日本人のための研究」が著しく少ないというのが事実でも ある。