景気は循環するものです。
アメリカ経済の景気後退入りはおそらく避けられないでしょう。
アメリカの金利市場では、将来の景気後退入りを予測する指標で
ある「逆イールドカーブ」が既に1年8か月も継続しています。
一方、景気後退入りの判定指標である「サーム・ルール」では、「景
気後退のシグナルである失業率:4.00%」が目前に迫っていま
す。
どちらも確度の高い指標です。
アメリカ経済は2024年には景気後退入りすることでしょう。
「アメリカ経済ソフトランディング」の「楽観シナリオ」は、
あくまで「ソフトランディングするためのパウエルFRBの利下げ」
が「後手後手に回らない」ケースです。
今後パウエルFRBの利下げが後手後手に回ってしまったら、アメ
リカ経済は「ハードランディング(景気後退入り)」してしまうこ
とでしょう。
ただし、このハードランディング(景気後退入り)でも、よほどの
クレジットイベントでも起らない限り、深刻な景気後退とはなら
ず、穏やかな景気後退に留まることでしょう。
ソフトランディングにしろ、ハードランディングにしろ、今後
アメリカ経済は減速して行き(=ランディングしてゆき)、FRBは
遅かれ早かれ利下げ(金融緩和)に転じます。
一方、日銀は非常にゆっくりではありますが金融引き締めへと向
かっています。日銀は段階的なYCCの修正を行なっており、来年
春にはマイナス金利解除を視野に入れています。
こういった日米の金融政策の違いから、今後は遅かれ早かれドル
安円高トレンドが始まることでしょう。
(為替相場は金利差だけで決まるものでは無いのです。)
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