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統一教会「韓国送金極秘資料」を公開する(下)/有田芳生の「酔醒漫録」第41号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第41号 2023/10/13 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」──統一教会「韓国送金極秘資料」を公開する(下) 2・「酔醒漫録」──10月6日〜10月12日 (『燃えあがる女性記者たち』、日本産業の衰退、大江健三郎、ジャニーズと企業など) ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」──統一教会「韓国送金極秘資料」を公開する(下) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼10月13日、政府は統一教会の解散命令請求を東京地裁に提出した。日本で布教をはじめて65年。文字通り歴史的な画期となる。最初は廃品回収などで資金を集めていた教団が、変質を遂げはじめ、とくに1975年7月に文鮮明教祖が日本の教団に送金命令を発してからは、霊感商法に象徴される反社会的な組織に変質してしまった。霊能者役をしていた女性信者も組織の指示と教義によって霊感商法をしていた。私に対して脅迫状を送ってきた若い女性信者や渋谷駅でいきなり殴ってきた男性信者もいた。しかし現役信者も元信者も私にとってはとても「いい人」だった。「絶対服従」が組織の基本だから、その「いい人」たちが反社会的な行為に手を染めてきたのだ。韓国の本部による日本の教団への収奪構造はいまも続いている。その物証が日本から毎月韓国の本部に送金されてきた内部文書だ。前号では海外への送金額と使途を明らかにした。資料の右側に記されているのは「毎月 國内 經費」(注、「毎」は旧字体)だ。海外送金(月)が13億2225万円だったのに対して、国内経費(月)は2億3800万円。合計で15億6025万円である。 ▼国内で使われる経費にはじつに注目する内容がある。最上段の「日韓トンネル」は昨年からの報道でも広く知られた。1981年に文鮮明教祖が「国際ハイウェイプロジェクト」を提唱、その起点になるのが日本の佐賀県唐津から釜山に向かう「日韓トンネル」だった。私は30年ほど前にこのトンネルに入ったことがある。そのときは約210メートルだった。昨年までに510メートルほどまで進んだが、そこで止まっている。なぜなら……

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
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