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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2023.7.26号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『解決できる環境問題(1) 前向きに取り組めばエネルギーは無くならない』
◆募るのは不安ばかり。ウソの知識が影響を与える日本社会のエネルギー問題
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『解決できる環境問題(1) 前向きに取り組めばエネルギーは無くならない』
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◆募るのは不安ばかり。ウソの知識が影響を与える日本社会のエネルギー問題
1972年、「石油ショック」という大事件があった。すでに50年を経てい
るので若い人は知らない場合もあるけれど、NHKが毎朝「石油はあと30年
で無くなる」と放送したものだから、大パニックになった。
すでにそれから50年を経て、まだ一向に石油は無くなりそうではないのだか
ら、完全な誤報であったのは歴史的事実で、事件は国際石油資本(セブンシス
ターズと呼ばれている)の作為的な陰謀であったことがわかっている。
しかし、その後遺症は残っていて、「節約」、「成長の限界」、「足るを知る」
などの概念だけが強く社会に残った。もう一つは、メディアは「ウソを報道し
ても大丈夫」という確信を持ったし、専門家は「学問と違っていても社会の空
気に従った方が楽だ」という傾向になった。それに加えて、政治家が「報道が
原因して社会にコンセンサスができたら、それで政策を進めた方が票になる」
ことを知って、日本は没落の道を歩き始めた。
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