元外資系レジェンズ『Team xoxo』あなたに寄り添う投資情報
投資情報だけでなく皆様の興味や知的好奇心に寄り添う情報発信を目指すチーム
いよいよ日銀によるYCC拡大が噂され始め、日米金利差の縮小から円が買われる展開になりました。週の初めは143円台だったドル円為替は一時137円台まで突っ込みました。それを受けて日本株は売られる展開。TOPIXは先々週から7日続落を記録し騰落は大きく冷え込む展開となりました。米国経済指標はCPIやPPIなど弱めの数字が多く米国市場では7月FOMCが利上げの最後になるのでは、また年末には利下げが始まるのではとの噂が出始め今までと少々風向きが変わったような気がします。7月8月は夏休みですし市場参加者が減りマーケットが軟調に推移することも過去少なくありません。これから日米ともに決算シーズンに突入しますが企業業績が株式指数を下支えする、そんなことを期待しながら今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
============================================================
今回のテーマ
1.UNIQLO株にはご用心―カエルさん通信 vol. 24
2.23年4〜6月期決算シーズン!上方修正期待のスモールキャップ紹介 タスキ、ジモティ、cotta、JMC
============================================================
1.UNIQLO株にはご用心―カエルさん通信 vol. 24
有難いものでTwitter等SNSを頑張ってやっているといろいろな層の方々と話ができるようになり個人投資家のリアルが分かることは今の僕にとって非常に有益です。
考えていることがプロと全く違う
以前話をしましたが、個人投資家はプロの投資家、いや空売り報告に出ている証券会社を
『機関』
といい、空売り筋を
『売り豚』
と言います。
ファンダメンタルズのことを
『ファンダ』
と呼び『ファンダ勢』か『テクニカル勢』かで一大論争を繰り広げたりします。
彼らが『ファンダ』という分析はいわゆる証券会社のアナリストが分析するような内容とは程遠い、いわば材料探しのような感じ。
もちろん昨今のPBR水準訂正やROEの浸透もありそれらの指標を基に投資判断される方も増加したとは思いますが、その程度です。
多分個人投資家の投資は、僕も含めてコスパが重要。
例えば分析をするためにはデータが必要になることもありますが、基本的にデータは各証券会社のスクリーニングサービスを使用している程度。いわゆる課金なしで使えるデータへの依存が今の情報にお金を使わない主義に繋がっているのかもしれません。
株式投資とは常に情報をいかに集められるか?
その情報を如何に投資アイデアに繋げられるか?
というアーティストのような作業だと考えています。
投資が上手い、例えばプロの方々は情報集めが非常に上手くて個人投資家が見ていないところまで見てそれを投資アイデアに繋げます。
もちろんそこにはプロ同士の競争があり、思惑があり、激しいやり取りがそこにあるわけですが、知らないうちに何も知らない初心者個人投資家がそのバトルの中に足を踏み入れてしまい、巻き込まれてしまうことが良くあります。
今回はそのようなことが起きてしまった一つの例を紹介させていただきます。
■日経平均株価に値嵩株が影響を与えてします経緯
UNIQLOブランドで有名な9983ファーストリテーリング株。
この会社は日経225採用銘柄でかつ値嵩株、225銘柄寄与度が高いことはメディアの報道などで個人投資家にも広く知れ渡っています。
今回の上昇相場の過程で日経平均株価指数の上昇がTOPIXに対してアウトパフォームし、その過程でファーストリテーリング株や値がさ半導体関連株、例えば東京エレクトロンやアドバンテスト株が上昇した背景を指摘するコメントも多く出ていました。
ここに三井住友DSアセットが2020年一年間の225銘柄の寄与度を分析した資料があります。
(出典:三井住友DSアセットマネジメント)
この分析の非常に面白いところは、2020年は年間で日経平均株価の上昇幅は3,787円55銭で、寄与度上位9銘柄の寄与額は合計で3,801円98銭。この9銘柄で2020年の日経平均株価の上昇(上昇幅は3,787円55銭)をほぼ説明できることを指摘しています。
また騰落を見るとこの年上昇した銘柄はわずか77銘柄で148銘柄は下落しているという事実でした。
この様な分析を見ると如何に日経平均株価が値嵩株に影響を受けやすい指数であることが理解できます。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)