━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
元証券会社社長・澤田聖陽が教える「投資に勝つニュースの読み方」
Vol.176
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ 2023年6月6日発行 /
◎目次
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニュース解説
改正資金決済法施行でステーブルコイン解禁
その可能性は?
・読者からのご質問の受付について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
………………………………………………………………………………
改正資金決済法施行でステーブルコイン解禁
その可能性は?
6/1、改正資金決済法が施行され、円などの法定通貨を裏付け資産とするステーブルコインが発行可能になった。
ステーブル(Stable)とは、「安定的な」という意味であり、ビットコインなどの暗号資産が裏付け資産がなく、価格についてもUnstable(不安定)なのに対して、ステーブルコインは法定通貨を裏付けとしているため価格変動が安定的である点が異なる。
ビットコインなどの暗号資産は価格のボラティリティ(変動率)が高すぎて、当初は決済などに使われると期待されていたが、実際には投資対象(値動きが激しいため投機対象と言った方が適切かもしれないが)の金融商品となっているのが実情だ。
◆ ステーブルコインの規模と将来性
スターブルコインは、日本以外では既にかなりの数が発行されており、2023年5月末時点での時価総額は1,295億ドル(約18兆円)となっている。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)