ケーブル切断の心配なし　有事に強いワイヤレス送電system

ロシアによるウクライナへの侵略戦争において 大いに注目されたのが電力インフラへの攻撃でした。 ロシア軍は迎撃されにくいS-300という本来は SAM つまり地対空ミサイルをウクライナのインフラ 攻撃に転用して使用し　当初は発電や送電システムに 相当な損害を与えました。 国営ウクロエネルゴなどの必死の復旧により 随分と改善していますが、それでも有事の際に 発電所だけでなく、送電システムが狙われるのは 必定です。 では　どうしたら攻撃されにくい送電網が構築できるでしょうか? それはワイヤレス送電です　ケーブルが無いのですから 切断されませんし　送電ルートの位置も変化させることが可能です また普段でもケーブルやUSBなどによる煩わしい充電に対して 小型のワイヤレス充電器が普及してきているのは周知の ことと思います。 今回はワイヤレス送電システムについて見ていくことにします 小型のワイヤレス送電には磁界結合（電磁誘導）方式 比較的に低い周波数帯が想定されてます ワイヤレス送電で、短中距離で比較的に小規模なものに ついては結合型電磁誘導方式が多くなってきています。 これはオルタネータなどと同様に電磁誘導の 原理を持ちいています。