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Vol.163 バフェットが年次書簡で「米国経済に対して楽観的な見方を堅持している」と表明 バークシャーの投資戦略は?

元証券会社社長・澤田聖陽が教える「投資に勝つニュースの読み方」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 元証券会社社長・澤田聖陽が教える「投資に勝つニュースの読み方」 Vol.163 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ / 2023年2月28日発行 / ◎目次 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ニュース解説 バフェットが年次書簡で「米国経済に対して楽観的な見方を堅持している」と表明 バークシャーの投資戦略は? ・読者からのご質問の受付について ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ……………………………………………………………………………… バフェットが年次書簡で「米国経済に対して楽観的な見方を堅持している」と表明 バークシャーの投資戦略は? 米国のカリスマ投資家であり、バークシャー・ハザウェイ社(BH社)の代表であるウォーレン・バフェット氏(バフェット)は、BH社の株主に宛てた2/25付の年次書簡(「株主への手紙」と呼ばれており、投資家の間では有名)で、「米国経済と同社の将来に対して楽観的な見方を堅持している」と表明した。 バフェットは年次書簡の中でBH社の株主に対して、昨年からのインフレやその他のネガティブな要素よりももっと長期的な大きな構図に注目すべきであると提言、そして「我々は米国に吹く追い風を頼りにしている。それは時折やんでしまうが、常に再び出現してきた。米国に長期的に賭けないことが妥当だった時期はなかった。別の経験をすることはまずないと思う」と米国株に引き続き投資し続けることが最善であることを示した。 また同日BH社が発表した2022年の営業利益は308億ドル(約4.2兆円)となった。 一方、純利益は前年の898億ドル(約12.2兆円)の黒字から228億ドル(3.1兆円)の赤字に転じた。(いずれも1ドル=136円で計算、以下同様)

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