2023年(令和5年)2月19日-434号
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枯れ果てて、散るのではありません。
この世は、かりそめの宿-
ならば-春さらば-と、すがしく散る、
万朶の桜のひとひらにこころ学びたいものです。
今までも、このように生かされ、
そして、生きて参りました。
師 承真尼婆子の後ろ姿を追いつ、
婆子の踏み跡を行きつ戻りつ……。
ひたすらに生きようとする、
盲目的意思を感じながらも、
深遠な真理を未だ識り得ない我が身の、
自分の愚かさに、
明けることのない夜……「無明長夜」を憶います。
だからこそ、人は心の遍歴と軌跡の中で、
心の樹海を彷徨い歩くとも、
無明長夜を照らす生きる灯火を、
心の旅を開く鍵を、
人生の道すがらに求めようとするのです。
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