今回も引き続き、修行にまつわるテーマを探究していきたいと思います。
前号では、古代ギリシャにおいて音楽を、人間の魂の調和を追求し高めるための「学問」とも明確に認識し、このことを絶対的に肯定していた、『魂に配慮し、善く生きる』という思想で知られた、かの有名なソクラテスについて、弟子であるプラトンを中心として伝わるソクラテスの人物像について説明してまいりました。
今号ではさらに、ソクラテスの人物像について、他の弟子の言葉も通じて、異なる側面及び霊的な観点から探究していきたいと思います。
ソクラテスの弟子の一人ににクセノポンというひとがいます。多少不明確な点もありますが、紀元前427年から 紀元前355年に活動した古代ギリシアのアテネの軍人であり、(後に)哲学者、著述家となります。アテネの騎士階級の出身で、軍人・将としての能力は高く、その生涯は戦争と共にあり波乱に満ちたものだったようです。
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