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東日本大震災-13回忌から考える2つの伝承施設

ジャーナリスティックなやさしい未来
メルマガ ジャーナリスティックなやさしい未来----2023年2月15 日 第482 号  2023年3月11日で東日本大震災から12年になる。 仏教の考え方では干支が1巡したことにちなむ13回忌にあたる。 この13回忌は7回忌とともに区切りとされ、法要は7回忌や13回忌をもって終了することも多い。 その13回忌で東日本大震災がどう語られるか、またこれをさかいに忘れられていくのか、大きな節目かもしれない。 先日、来訪した被災地ではいまだに困難な日常や死者への悲しみや行方不明者への哀れみが日常的に存在しているから、忘れるわけはないのだろう。 被災地とそのほかの土地とのギャップは必然であろうが、それは大きくなるばかり。 先日、「忘れてはならない」地域の思いを形にした2つの施設、宮城県気仙沼市の「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」と宮城県南三陸町の「南三陸町東日本大震災伝承館・南三陸311メモリアル」を訪れ、距離を超えて震災の教訓を共有し、そこから得た叡智を形にする難しさを考えさせられた。 やはり距離を埋めるのは「対話」しかない、のだと。 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は2019年3月にオープンしたもので、気仙沼市の海岸に近い気仙沼向洋高校の校舎を被災したそのままの姿を残して展示している。 来訪者はその生々しい展示を見る前にシアターで3月11日当日の津波が気仙沼を破壊する様子を生々しい映像で視聴する手順となっている。

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  • 障がいがある方でも学べる環境を提供する「みんなの大学校」学長として、ケアとメディアの融合を考える「ケアメディア」の理論と実践を目指す研究者としての視点で、ジャーナリスティックに社会の現象を考察します。
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