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第235回 暗号通貨の先週の動き、クリプトヘッジファンドとはなにか? その2

ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第235回 暗号通貨の先週の動き、クリプトヘッジファンドとはなにか? その2 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回もいつものように、ビットコインを中心とした暗号通貨の先週の動きについて紹介する。「テレグラム」などのSNSで個人投資家が多く集まるアカウントで注目されれている動きを中心に紹介する。 次にメインテーマとして、クリプトヘッジファンドの分野で注目されているプロジェクトを複数紹介する。 ▼低調なビットコイン相場 ビットコインは9月12日に319万円を付けた後下落に転じ、9月21日には266万円にまで下落した。その後も相場の低迷な状態は続いており、9月26日現在では少し値を戻し271万円前後になっている。相変わらず低調な相場展開だ。 この相場低迷の理由ははっきりしている。「FRB」の「FOMC」における予想を越えた利上げの発表である。9月20日から21日に開催された「FOMC」で「FRB」のパウエル議長は、3回目の0.75%の利上げに加え、年内11月にはさらに0.75%、そして12月には0.5%、また2023年には0.25%の利上げをすると宣言したことだ。この発表の直後からダウは下落を始め、8%ほど下落した。IT関連株を上場している「NASDAC」も同様だった。 このメルマガでは何度も書いているが、いまビットコインの相場は株価と実質的に連動している。これは、証券市場で販売可能な「ビットコインETF」や、多くの金融機関が富裕層向けのポートフォリオにビットコインを組み込んだため、株式に投資をしている機関投資や富裕層が、ビットコインにも投資をするようになったためである。 こうした投資家は、ビットコインを株と同じようなものとして売買する。このため、株式の相場変動にビットコインの相場が連動するようになったのだ。このような連動がいつまで続くか分からない。ビットコインは株式下落時の逃避資産として好まれ、この結果株の相場とは逆の動きをするようになることも将来は考えられる。 いずれにせよ、まだいまのところはビットコインの相場は株式相場との連動性が強い。「FRB」による予想を越えた利上げ回数の発表で景気後退懸念が悪化したため、株は大きく値を下げた。ビットコインの相場もこれに引きずられたのだ。 ●取引所に送られるビットコインの減少 しかしながら、ビットコインの下落トレンドのなかでも売りが一服し、これから相場が上昇する可能性を示唆する情報もある。

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  • ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
  • 昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。
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