第226回　暗号通貨の先週の動き、軍事分野のブロックチェーン　その１

…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第226回　暗号通貨の先週の動き、軍事分野のブロックチェーン　その１ …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 まずはじめに今回も、ビットコインを中心とした暗号通貨の先週の動きを紹介する。 次にメインテーマとして、軍事分野におけるブロックチェーン適用の概要を紹介する。今回はその１だ。 ▼比較的に安定的に推移しているビットコイン相場 それでは、先々週から先週にかけてのビットコインを中心とした暗号通貨の全体的な動きを紹介する。今回も個人投資家が集まる「テレグラム」などのＳＮＳで話題になっている情報やニュースを紹介する。 ビットコインの相場だが、７月１８日に３００万円台を回復してから、変動はあるものの比較的に安定した相場展開になっている。この記事を書いている７月２５日の時点では、ダウの下落を反映して、前日比で２.５％ほど下げながらも３００万円前後で取引されている。 こうしたなか、先週から今週にかけて「テレグラム」で今後のビットコインを中心とした暗号通貨の展開を予測する分析記事が大変に話題になっていた。投資家が注目するこうした記事の内容は、投資行動にも大きな影響を与えると思われるので、内容の要約をちょっと詳しく紹介する。 ●アンディ・エドストロムの記事 最初に紹介するのは、アンディ・エドストロムの分析と予測である。エドストロムは著名なファイナンシャルアドバイザーであり、暗号通貨投資会社、「Swan Bitcoin」の総責任者である。ベストセラーになった「Why Buy Bitcoin（なぜビットコインを買うのか）」の著者であり、暗号通貨の大手メディア、「CoinDesk」のニュースレターの寄稿者でもある。 いわばエドストロムは、暗号通貨、特にビットコインのトップクラスのフィナンシャルアドバイザーだ。こうした人物の分析が注目されないわけがない。以下にできるだけ細かく要約した。我々としても参考になると思う。 ・ビットコインの冬