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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2022.07.27号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『「信教の自由」(憲法第20条)の改正こそが先だ』
◆憲法改正の真の目的とは?日本の将来のためにまずすべきこと
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『「信教の自由」(憲法第20条)の改正こそが先だ』
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◆憲法改正の真の目的とは?日本の将来のためにまずすべきこと
今度の憲法改正議論では、憲法に自衛隊を明記して日本人が日本国を守れるよ
うにするというのが第一の議論の焦点と報道されている。でも、これは間違っ
ていると思う。
もともと主権国家にはその国の国民を守る権利というものは自然に備わってい
るものであり、日本国が独立している限りは、日本政府が日本人の命を守るの
は憲法にどう書いてあるかより上にある。たとえ憲法に「人を殺しても良い」
と書いてあってもそんな条文は無効である。人間の決めることができるのは、
長い歴史の中で共通して人倫の道に反するようなこと以外であり、人によって
判断が異なるからこそ、法律で決める必要があるのだ。
だから、憲法第9条に「自衛隊」を明記することはなんの意味もない。憲法9
条でいう「陸海空軍を持てない」、「交戦権がない」に「日本人の命に関係な
い場合には」という限定条件がついているのは、9条自体にも「国際紛争を解
決する手段としては」という但し書きがあるし、法律の初歩の初歩の問題であ
る。
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