DuMAニュースレター読者の皆様へ
6月19日、能登半島・珠洲で震度6弱を観測する地震が発生しました。さらに20日にも震度5強を観測する地震が発生してしいます。能登半島の地震活動活性化はDuMAでも何度もお伝えしてきましたが、まだ活動は続きますし、さらに大きな地震が発生する可能性が残されています。
能登半島近傍では、1993年に能登半島沖地震(M=6.6)、2007年に能登半島地震(M=6.9)が発生しています。今回の群発地震は1993年の能登半島沖地震の余震域のすぐ西側で発生しているようです。問題は2007年の能登半島地震と今回の群発地震活動の間に、まだ地震が発生していない領域(空白域<―割れ残り)が存在している事です。
さらにアフガニスタンでも被害地震が発生しました。被災した地域は、アドベ(Adobe)という日干しレンガを積み上げた家屋が多く、今も多くの人が倒壊した家屋の下に閉じ込められているとみられています。これらの住宅の多くは鉄筋などで補強されておらず、耐震性が低いことから震度5強レベルの揺れでも大きく崩れて、人的な被害が発生してしまいます。
地下天気図解析では、東北地方海域の解析を行っております。
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