モーニングショーを見ていたら、千葉フォルニアと呼ばれるところでインスタ映えのする写真を撮ろうとして、車を停めて危ないところで写真を撮る人間が後を絶たないということが報じられていた。
その自治体は、お金を使って木に張り紙をしてインスタ映えをしないようにしたという。
金もかかるし、そういう輩のために、長年作り上げてきた景色が台無しになり、地元の人にとってもいこいの場がなくなるということもあって、コメンテーターたちがあれこれと論じていたが、なぜか警察にちゃんと駐車違反で取り締まりをさせろと言わない。
彼らが無知なのか、テレビ局から言うなと言われているのかは知らないが、警察がパトカーをだし、駐車違反で取り締まりをすれば、すぐに彼らは出ていくだろう。
ただ、その場合、危ない場所で写真を撮るのをやめてすぐに車に戻って発進するので、切符を切ることにならず、警察には金にならない。
だから警察がやりたがらないのだろう。
彼らは市民のために交通取り締まりをやるのでなく金儲けのためにやっている。交通の危険をなんとかするのが目的なら、真っ先に取り締まらないといけないケースでもやらない。
しかし、意味のない一時停止違反のとりしまりのためには暑い中3人くらい立たせておく。
そして、市民がストーカー被害を訴えても「人手がなくて」などといって被害届さえ受理しないし、レイプ被害にあってもまじめに捜査をしない。
かくして、レイプは訴えても3割しか起訴されないという恐ろしい事態が続いている。
ついでにいうと、テレビ局は、警察とずぶずぶの関係なので、こういうケースでも警察批判は起こらない。
本当にひどい国に住んでいることは実感されるが、選挙でもそういうことが問題にされることはない。何のために警察に税金を使っているのだろうか?
多くの人たちは警察とか国防のようなことに税金が使われることには文句を言わず、福祉はもったいないというが、全くそうは思えない。
防衛費がGDPの2%になるとかいうが、子どもの教育がうまくいっておらず、要介護の高齢者をかかえていて、さらに収入が少なくて、借金まみれなのに、近所にヤクザがいるからと、教育や介護に金を使わずセコムに金を使うようなものだ。そういう親に「お父さん、頼もしい」というように、そんな政府に票が入る。
警察が働かないから人の命が粗末にされることを痛感したのが北海道のパワハラ自殺事件だ。
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