2022.04.08更新分
■ 物価高で家計は「生活防衛」へ~節約志向強まり消費関連株は二極化
ここにきて、身の回りのあらゆるモノの価格が値上げラッシュの嵐に巻き込まれている。
結果、食品や日用品、小売りといった消費関連の銘柄の多くが、不人気に陥って値を下げる結果に。たとえば、カルビーの株価などは先週の安値がコロナ・ショック時の安値を下回る展開となっている。以前から原料高の問題が不安視されてはいたのだが、3月29日に、かっぱえびせんやサッポロポテトなどの主力商品について内容量の変更と価格改定のリリースが出たことも株価を押し下げる大きな要因の一つとなった模様である。
とはいえ、同じ消費関連株のなかに、かえって最近人気化している銘柄もある。個人の節約志向が強まるとの見方から、ディスカウントストア株などに投資マネーが流入。物価高の長期化が不安視されるなか、消費株の二極化が進んでいる。
以下に、このところ物色の矛先が向かっているデフレ銘柄、と言うより「生活防衛銘柄」の幾つかをご紹介しておきたい。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)