「ウクライナ情勢、現時点での留意点はスピード感」
本稿の時点では、第一回の和平協議が終わり、結果について双方が持ち帰
って検討ということになっています。つまり、今回の交渉については、
「全権を委任された代表同士の交渉ではなかった」
「従って代表団が傷つけられたり拉致されるということはなかった」
「同時に、母国に戻る過程で代表団が自国によって拒否されたり、抹殺され
る可能性もなさそうである」
「つまりは、今後の交渉へ向けてチャネルは維持できた」
「また、ベラルーシ領内での会談について、以降も同じセッティングが使え
そうである」
という評価ができそうです。本稿の時点では、そこまでしか申し上げるこ
とはできません。
一方で、和平合意の不成立により戦闘は再び激化しているという報道もあ
ります。そんな中で、事態の推移は相当のスピード感を持って見ていかない
といけないと思います。そして、その多くが当初予想されたよりも速いペー
スで進行しています。(続く)
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