災害級の大雪の予想が出ていたので、食べるところを探すのも車で早く帰るのも苦労した。
医療関係者を応援してくれるような(これこそ正義だ!)夜遅くまでやっている店も一応前日に予約しようとしてら、従業員の足の確保のために早じまいをするという。
蓋をあけてみたら、およそ災害級の大雪とはいえないショボい雪の降り方だった。
実は、私はなんとなくそんな気がしていた。
というのは、朝の情報番組を見ていたら、前日まで大雪警報の予想だったのに、大雪注意報に変わっていたからだ。
もちろん、油断や安心をさせるよりは車の外出を避けるように伝えるなど、用心のためのアナウンスは必要だろう。
しかし、騒ぎすぎて市民生活を麻痺させるのもどうかと思う。
実際、事前の騒ぎのせいで電車が一部運休しているし、首都高もなぜか雪の影響がもっとも少ないはずの山手トンネルが通行止めになった。飛行機のダイヤも滅茶苦茶だった。
警報が注意報に変わったことの意味を伝えながら、それでも用心に越したことがないというのなら話はわかるが、そんなことは丸無視して怖がらせるという発想は、オミクロンで弱毒化しているのがわかっているのに、たまに死者が出ることで大騒ぎを続ける発想と似ている。
人を怖がらせた方が、視聴率が取れるというのだろう。
気象学者のほうがまともなので、注意報に変わってから騒ぎに加担する形でテレビに出た人はあまりいなかった気がする。
医者よりまともな良心があるということだろう。
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