メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第218号.その月の1日生まれの人の年金と、入社した月に退職してしまった人の気を付けたい年金事情。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 いつもお読みくださり本当にありがとうございます。 年金の話をする時はその人の生年月日をまず見る必要があります。 なぜかというと、生年月日から年金受給がいつからなのかという事を判断するからです。 例えば、令和3年時点で女性の昭和36年12月生まれであれば、令和3年12月に60歳になります。 厚生年金の受給権が発生するとすれば、62歳になる令和5年12月という事が判断できます。 年金がいつから貰えるのかという事は最も重要なので、生年月日を把握する事はとても大切です。 さて、年金においてはよく年齢到達日という用語が出てきたりします。 つまり誕生日の事でしょ?と一般的には思われますが、年金(だけではないですが…)においては、誕生日の前日を指します。 年齢に関する法律というのがあって、簡単に言うとそれにより誕生日の前日に新しい年齢になるという事になっています。 なので12月2日生まれの人は12月1日に新たな年齢に到達するという事になりますね。 じゃあ、12月1日生まれの人はどうなるのかというと、11月30日が年齢到達日になります。 12月1日に60歳誕生日の人は、「私は12月が60歳誕生月なんですよー」と言うと、確かに事実としてはそうなんですが、年金で言うとこの人は11月が60歳誕生月です。 12月2日生まれの人は12月1日に新しい年齢だから、12月が誕生月なんですが、12月1日生まれだと11月誕生月になってしまうんですね。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
  • 770円 / 月(税込)
  • 毎週 水曜日