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138回 東京一極集中の本当の解決策

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
前回、私が予想したように、中国や韓国、そしてロシアも日本でウヨク的な政権を望んでいるようだ。 選挙前にわざと中露でデモンストレーションの艦隊に日本を一周させた。 パンパカ右翼に勝たせた方が学力低下も進むし、ほかの産業の競争力もなくなる。もうしばらく、日本を落ち目にしたいという願いで、選挙前になると北朝鮮がミサイルを飛ばし、中国は軍事演習をする。 どうせ自民党が勝って、日本の落ち目は続く。国の首脳部が頭のいい国の情報操作に、マスコミは私立文系、国の首脳部は二世ばかりの国はいいように動かされる。 拙著、『70歳が老化の分かれ道』という本が売れている。 先月は1万部、今月は1万5000部の増刷とのことで65000部になった。 勢いは続いているようなので、年内は無理でもおそらくは10万部を突破するだろう。 私にもその実感はある。 読書の評判がとてもいいのだ。直接ほめてくれる人もいるし、知り合いの社長さんなどは、それを人に薦めたいからと100冊も買ってくれた。 前回、シルバー民主主義の嘘を書いたが、テレビ局は、たとえば深夜帯、12時以降にテレビを見るのは、むしろホワイトカラーの退職者になっているのに、今でも若者向きの番組を作り続けている。 週刊誌にしても、新潮や現代などはおそらく70代がメインの読者になっているはずだが、定年の関係で50代くらいの人が編集長をやっているので、私の感覚ではどこかずれている。 HANADAは私のもっとも嫌いな雑誌の一つだが、やはり売れ続ける理由の一つに80を超えた花田氏が編集長をやっていることが大きいのだろう。 実際、おそらく本をもっとも買う層は70代なのだろうという実感がある。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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  • 毎週 土曜日(年末年始を除く)