ヒント:日本の製造業の企業と比較すると、両社の製造原価率は低く(≒売上総利益率は高く)設計されています。
この記事はゆべしさんとの共同制作です。
先日公開した記事で、D2Cの主要プレーヤーであるWarby ParkerとAllbirdsの分析をした際に、「売上総利益率が60%超である」ことがD2Cの成功要因の1つであると考察しました。残り2つの成功要因についても考察しているので、もしよろしければご覧ください。
「Q. 上場申請したWarby ParkerとAllbirdsに共通するD2Cの成功要因とは?」
ここで、AppleはiPhoneやMac等の自社製品を、提携先の企業経由に加えて、自社ECやApple Store経由でも顧客に提供しているため、ビジネスモデル上はD2C企業と捉えることができます。
本日は、そんな世界最大規模のD2C企業であるAppleについて、主力製品であるiPhoneの最新シリーズ「iPhone 13 Pro」と、競合であるサムスンのGalaxyシリーズ「Galaxy S21+」を比較しながら、各端末の製造原価率を見ていきます。
この記事では、1ドル=100円($1 = 100円)、1,000ウォン=0.90ドル(KRW1,000 = $0.90)として、日本円も併せて記載しています。
Appleの売上総利益率
Apple Inc. Consolidated Financial Statements(2021年7月27日)
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