前号では、『黄帝内経』の関連で老子の生誕にまつわる伝説から、空海の逸話にまで言及致しました。その中で、「明星が口に飛び込んで来た」「太陽の精が珠となって口に入って」「太陽の精が珠となって口に入ったときに懐妊した」や「身体の左の脇から出産した」などの逸話が必ずしも、現代人の一般的な感覚や常識から判断して「科学的ではないから」と単なる神話や伝説、寓話の類と切り捨てることのできるものではないことにも言及しました。
そしてこのような逸話を前にした時、現代のほとんどの科学者や医学者たちは、苦行の結果或いは何らかの疾患の影響で、意識が混濁して、妄想や幻覚を見たのでしょう、と言って、「科学的ではない」という一言のもとに即座に、真実ではない、作り話である、と自分たちにとって理解し難い現象を切り捨てるように否定してしまう傾向があることもお伝え致しました。
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